Webサイトを制作するとき、「静的HTMLで作る」か「WordPressを使う」か、という二択で考えられることが少なくありません。

もちろん、どちらも優れた選択肢です。

静的HTMLはシンプルで表示が速く、セキュリティ面でも有利です。

一方、WordPressは世界中で利用されているCMSであり、豊富な機能と高い拡張性を備えています。

では、すべてのWebサイトにとって、この二つのどちらかが最適なのでしょうか。

小規模なWebサイトでは、少し事情が違います。

個人事業や小規模事業者のWebサイトでは、

  1. 会社案内はほとんど変更しない
  2. サービス内容も頻繁には変わらない
  3. 更新するのは「お知らせ」や「ブログ」だけ

というケースが多くあります。

このようなサイトでは、「更新したいページは一部だけ」ということも珍しくありません。

その一方で、多機能なCMSを導入すると、

  1. 管理画面が複雑になる
  2. 定期的なアップデートが必要になる
  3. セキュリティ対策や保守が欠かせない

といった運用上の負担が生まれます。

もちろん、それが必要なWebサイトも数多くあります。

しかし、すべてのWebサイトがそこまでの機能を必要としているとは限りません。

必要なところだけ、更新できればいい。

そこでbizstandが考えたのは、

「更新が必要な部分だけCMSで管理する」

という方法でした。

固定ページは静的HTMLで構成し、更新頻度の高いJournalやお知らせだけをCMSから管理する。

必要な機能だけを備えた、シンプルな構成です。

bizstandでは、この考え方に合わせた独自CMSを設計・開発しました。

目的は、多機能なCMSを置き換えることではありません。

「小規模なWebサイトに適切な選択肢」を用意することです。

技術よりも、運用を大切にしたい。

Webサイトは公開したら終わりではありません。

営業時間が変わることもあります。

サービス内容を追加することもあります。

お知らせを掲載することもあります。

こうした更新を無理なく続けられることが、長くWebサイトを活用するうえで大切だと考えています。

だからこそ、「どんなCMSを使うか」よりも、「どんな運用ができるか」を重視しています。

第三の選択肢があってもいい。

静的HTMLにも良さがあります。

WordPressにも良さがあります。

そして、必要に応じて、その中間のような選択肢があってもよいと考えています。

Webサイトの目的や規模、更新頻度に合わせて最適な方法を選ぶこと。

それが、bizstandが大切にしている考え方です。

私たちはこれからも、「何を使うか」ではなく、「何を実現したいのか」を起点に、最適な仕組みを考え、提案していきます。